STORIES for CHILDREN by Sister Farida

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げき -- 発表して友達にも見せてあげよう!
子どもの発表会むけの

29. かぎのしまったドアのおくで


弟子たち: 「ヨハネ、ドアのカギをかけてくれ。ぼくにはかれらのことがどうしてもしん用できない。イエス様をころした後は、きっとぼくたちの番だ。」 (カギをかける)

主イエス様の弟子たちは、カギのしまったドアのおくで、すっかり落ちこんで、すわっていました。かれらはイエス様が生きていることを知らなかったのでしょうか?マリアはイエス様に出会ったのですが。

(ドアをたたく音)
エマオの弟子 1: 「ぼくたちです!」

エマオの弟子 2: 「ドアを開けてくれ!」

弟子たち: 「クレオパ、なんで帰りがこんなにおそかったんだ?」

エマオの弟子 1: 「イエス様に会ったんだ!イエス様は生きている!」

弟子たち: 「どこで会ったんだ?話してくれ!」

エマオの弟子 2: 「それがイエス様だと、しばらく気がつかなかった。」

エマオの弟子 1: 「ぼくたち、歩きながら話をしていたんだ。気づいたら男の人が一人ぼくたちのとなりをいっしょに歩いていて、ぼくたちの会話に入って来た。」

エマオの弟子 2: 「その人は、ぼくたちが何の話をしているのか聞いて来た。それでぼくはこう答えたんだ。『あなたは、エルサレムで起こったことを、つまり、人びとがイエス様を十字かにつけたということを、知らないのですか?』そうしたらその人、神様はそのことをすべてが起こる前によ言していたから、すべてはそうなると決まっていたと説明するんだ。」

エマオの弟子 1: 「その人、せい書のことをよく知っていた。話をしていたらなんだか安心して来たんだよ。気づいたらあっという間に時間がすぎていた。村に着いたころにはもう暗くなっていたよ。」

エマオの弟子 2: 「ぼくたちはその人に、夕はんをいっしょに食べないかとさそったんだ。その時何が起こったと思う?その人はパンを手に取っていのった。パンをちぎって、ぼくたちにくれたんだ。その時に気づいたんだ。その男の人は、イエス様だったんだよ!でもその事に気づいたとたん、イエス様は消えてしまった。もういなかったんだ。」

エマオの弟子 1: 「本当にその通りだったんだ!ぼくら、イエス様に会って、急いで帰って来たんだ。イエス様が生きていることを君たちにも話すために。」

イエス様に出会った人は、その事をだまっていることなんてできません。ほかの人にも話したくなります。二人が事の始めから終わりまでを話していると、とつぜんイエス様がその部屋に立っていました。

イエス様は、手と足のくぎでさされたきずあとを見せました。

イエス様: 「平和があなたがたの上にありますように。わたしがイエスです。」

弟子たちは、イエス様に会い、たしかにそれがイエス様だとしんじました。イエス様から聞くという事はよい事です。イエス様に出会うとだれでも、うたがいの気持ちは消えて、うれしい気持ちになります。

次は、メラニーとサラがイエス様に出会った話をしてくれます。


登場人物: 語り手、弟子たち、エマオの弟子たち二人、イエス様

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