STORIES for CHILDREN by Sister Farida

(www.wol-children.net)

Search in "Japanese":

Home -- Japanese -- Perform a PLAY -- 169 (Halloween – without me 1)

Previous Piece -- Next Piece

げき -- 発表して友達にも見せてあげよう!
子どもの発表会むけの

169. ハロウィン – わたしぬきで 1


えりとかけるは、お店のガラスに、はなをおしつけて中をのぞきこんでいました。ガラスの後ろに、顔の形にほられたかぼちゃがかざられていて、それはぶ気味な顔で、ニヤニヤわらっています。

えり: 「わたしね、ハロウィンについて作文を書かなきゃいけないの。うぇー、見て、あそこのガイコツ。」

かける: 「本物じゃないって!」

えりは鳥はだが立ちました。

かける: 「きょうふのパーティに、いっしょに来る?」

えり: 「まだちょっとわからない。考えておくね。今は家に帰らないと。」

となりのパン屋さんでは、悪まの形のクッキーを売っています。

ハロウィンの時期は、よい売れ行きです。

(チャイム)

お母さん: 「おかえり、おそかったわね。」

えり: 「おなか空いたぁ。 (食きをならべる音) まどの所においといた、かぼちゃの頭はどこ?」

お父さん: 「あのぶ気味なやつは、一人でゴミ箱の中にいるよ。」

えり: 「ゴミ箱???」

お母さん: 「新聞のこの記事を読んでみなさい。」 (新聞をめくる音)

ハロウィンにどんな意味があるのかを読んでいると、えりは今にも、食べていたピザをのどにつまらせそうになりました。

10月31日 - ま女と悪まのお祭り。そのれきしは2000年い上にもなる。ケルト人にとっての新年。かれらには神様がいなかった。

かれらはいろんな神がみをしんじていた。このサムハインとよばれる夜に、死んだ神が来て、死んだ人びとをつれて行く。 かれらは、このことをしんじていたのだ。

えり: 「それじゃあハロウィンて、悪まのお祭りなのね。」

ハロウィンは「しょせい人のしゅく日の前夜」のえい語のりゃく語です。

そのころは、まほう使いたちが、かぶのまん中をくりぬいて、その中に火をともし、それを家のまえにおいて、「おくり物かのろいか」と大声でさけびました。サムハインにささげものをしなかった人はのろわれました。

お父さん: 「おばけにかそうして、おかしをねだることは、この神様をしんじない人たちの習わしを思い出すよ。せい書には、『悪から遠ざかりなさい。』と書いてある。ハロウィンは、悪の夜なんだよ。」

お母さん: 「それは知らなかったわ。でも今は、『ハロウィンは、わたしぬきでやってちょうだい』って思うわ。」

お父さん: 「ささげものについては読んだかい?」

えりは、「悪まのために人間をささげていた」ということを読んだせいで、青ざめてしまいました。なんておそろしいことでしょう!悪まはうそつきで、人ごろしです。ハロウィンは、悪まの日なのです。

お父さん: 「神様は、『神様をしんじない人たちの習わしを行ってはならない』と言ったんだよ。だからお父さんは、『ハロウィンは - ぼくぬきで!』って言うよ。」

あなたはどうですか?イエス・キリストをしんじると、本物のよろこびが生まれて、きょうふの楽しみなんていらなくなってしまうでしょう。

えり: 「わたし、きょうふのパーティーには行かないわ。かけるくんへのメッセージにはこう書くよ。『ハロウィンはわたしぬきでやって!』ってね。」

あなたもぬきでしょうか。そうだといいと思っています。

もっとハロウィンについて知りたいですか?もうしそうなら、わたしにメッセージしてください!


登場人物: 語り手、えり、かける、お母さん、お父さん

© Copyright: CEF Germany

www.WoL-Children.net

Page last modified on August 11, 2022, at 03:56 PM | powered by PmWiki (pmwiki-2.3.3)