STORIES for CHILDREN by Sister Farida

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げき -- 発表して友達にも見せてあげよう!
子どもの発表会むけの

83. ダニエルのしれん 1


ネブカデネザル大王はエルサレムの町をほういし、かれのぐんたいとともにしん入しました。事たいはぜつぼうてきでした。

神様はエホヤキム王がとらえられることをゆるしました。その王は、自分を助けてくれることもない神がみをすうはいしていました。てきは町のざいほうをうばい、見かけのよいやつらをだ。」

ネブカデネザル王: 「アシュペナズ、わたしはわかいイスラエル人たちをめし使いとしてほしい。強く、りこうなやつらをとらえろ。見かけの良いやつらをだ。」

つかまった人たちは、すでに千キロメートルを歩いていました。その中にダニエルとかれの友人たちもいました。

ついにかれらは、バベルという町にたどり着きました。大きな町です。何が、王の宮でんでかれらを待ちかまえているのでしょうか?かれらはどんな命れいにもしたがわなくてはなりません。けんりなど、かれらにはまったくありませんでした。ただダニエルとかれの友人たちは、神様にせい実でありつづけようと心に決めていました。

あなたもこのように決心していますか?あなたは学校や家で神様にせい実ですか?友だちといる時、サッカーをしている時どうですか?神様にせい実であることは、とても大切なことです。

ダニエルとかれの友人たちは、すぐに一つ目のテストにぶつかることになります。王はつかまえたほりょたちに、三年間のしょく業くん練を命じました。バビロンの言葉を学び、他にもいろんなことを勉強しなければなりませんでした。王の食たくでは、 かれらはさい高の食事をあたえられました。

ダニエル: 「ハナヌヤ、こんな物、わたしたちは食べることができない。これは、神様のきそくにしたがった食事ではない。」

ハナヌヤ: 「他の物をもらえると思うか?」

ダニエル: 「おねがいです。わたしたちは、この王の食たくの物を食べたくはありません。」

アシュペナズ: 「これは王様の命れいです。もしわたしが君たちをれい外にし、君たちがそのとき他の人より元気がないように見えたら、王様はわたしの首をはねるでしょう。」

ダニエル: 「では、十日間だけためしてみて下さい。わたしたちに野さいをあたえ、飲み物には水を下さい。そうして、わたしたちを他の人たちとくらべ、その後どうするかを決めて下さればいいのです。」

そのかんし人は、かれらのねがいを受け入れることにしました。そのけっかが、せい書の中にこう書かれています。

「十日後、ダニエルとその友人たちは、他の人たちよりもさらによく見えた。」 それで、かんし人はかれらに野さいと水を出しつづけました。

ダニエルの決心はかたいものでした。かれは神様にせい実でありつづけ、これはむくいられました。三年後、王様がかれらをけんさしました。そこで明らかになったことは、「ダニエルとかれの友人たちは一番だった!」ということでした。

ネブカデネザル王: 「このわか者たちは、わたしの王国の他のどんな学者よりも十倍もかしこい。わたしは、かれらがわたしに仕えることをのぞむ。」

しかし、命のきけんはもうかれらのすぐそばにせまっていました。

この話は、次の回でしますね。


登場人物: 語り手、ネブカデネザル、ダニエル、ハナヌヤ、アシュペナズ

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